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【BLEACH】コミックス冒頭ポエムまとめ【一覧】

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こんにちは。

ハイパーウサギ(@hyper_u3gi)です。

 

今更説明不要かもしれませんが、「BLEACH」のコミックス冒頭にはポエムが掲載されています。

表紙に描かれているキャラクターに沿った内容のポエムとなっています。

 

このポエムがまたオシャレというか…センス抜群なんですよね。 

 

BLEACH」と言えばこの『ポエム』を思い起こす人も多いのではないでしょうか。

 

BLEACHのポエム、クセになるので時々猛烈に読み返したくなります

 

このページでは、そんな「BLEACH」コミックス冒頭のポエムをまとめています

1巻から順に掲載しています。

目次表紙になっているキャラクターがわかるようにしてありますので、ぜひ目次をご活用くださいませ!

▲今回まとめている冒頭ポエムが表紙絵とセットでポストカードになったものです。

60巻までの表紙&ポエムと書き下ろしイラストがポストカードになっています。

今では少々手に入りにくくなっているかもしれません。 

 

死神代行篇

【1巻】黒崎一護

我等は 姿無きが故に
それを畏れ 

 

記念すべきBLEACH1巻のポエムです。

 

【2巻】朽木ルキア

人が希望を持ちえるのは
死が目に見えぬものであるからだ 

 

簡単に言えば「死は見えないからこそ、希望をもてる」という意味ですが、なかなか残酷な響きを感じます。

 

【3巻】井上織姫

もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか

 

これはもろに本編中で似た表現がされていました。

一護の過去(母親の死について)の話を聞いた井上織姫の心の内が表現されています。

BLEACH作中、悲しいシーンではいつも「雨」が降っていますが、その「雨」を空と大地を繋ぎとめる温かいもののように表現し、その「雨になりたい」と言ってしまうのが織姫らしい。

 

【4巻】石田雨竜

ぼくたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように

 

死神(黒崎一護) ←→ 滅却師石田雨竜

相反する彼らの関係をよく表現しているポエム。

 

【5巻】茶渡泰虎

剣を握らなければ おまえをまもれない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない 

 

これは、ネット界隈ではかなり有名なポエムですよね。

このポエム、個人的には1番好きです。

二律背反。

 

【6巻】浦原喜助

そう、我々に運命などない
無知と恐怖にのまれ
足を踏み外したものたちだけが
運命と呼ばれる濁流の中へと
堕ちてゆくのだ 

 

 

冷たさも感じるこのポエム、ものすごく浦原喜助感があります。

浦原の他人を突き放すような、よせつけない態度がよく出ています。

 

【7巻】朽木白哉

我々は涙を流すべきではない
それは心に対する肉体の敗北であり
我々が心というものを
持て余す存在であるということの
証明にほかならないからだ 

 

白哉の「矜持(プライド)」を感じます。

涙を流すことすら敗北に等しいと思う白哉。生き苦しいですよね…

自分を律して生きている白哉らしいポエムですね。

 

【8巻】斬月

錆びつけば 二度と突き立てられず
掴み損なえば 我が身を裂く

そう 誇りとは
刃に似ている

 表紙:斬月

 

尸魂界篇

【9巻】志波空鶴

ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ 

 

この詩おしゃれで好きなんですが、何年たっても意味をうまく咀嚼できないでいます。

みんな願望を抱いて生きているということかな、とも思います。

 

【10巻】志波岩鷲

俺達は 手を伸ばす
雲を払い 空を貫き
月と火星は掴めても
真実には まだ届かない 

 

【11巻】阿散井恋次

届かぬ牙に 火を灯す
あの星を見ずに済むように
この吭を裂いて しまわぬように 

 

恋次からルキア、ひいては白哉に向けて。

 

【12巻】藍染惣右介

我々が岩壁の花を美しく思うのは
我々が岩壁に足を止めてしまうからだ
悚れ無き その花のように
空へと踏み出せずにいるからだ 

 

【13巻】更木剣八

誇りを一つ捨てるたび
我等は獣に一歩近付く
心を一つ殺すたび
我等は獣から一歩遠退く 

 

【14巻】山田花太郎 

軋む軋む 浄罪の塔
光のごとくに 世界を貫く
揺れる揺れる 背骨の塔
堕ちてゆくのは ぼくらか 空か 

 

14巻時点での旅禍侵入で混乱に陥る尸魂界の様子がうかがえます。

個人的に、BLEACHのミュージカル版『ROCK MUSICAL BLEACH』の「ゆれる尸魂界」という歌詞が入った曲を思い出しました。

 

【15巻】吉良イヅル

ぼくは ただ きみに
さよならを言う練習をする 

 

すごいイヅルっぽい。

サヨナラの練習をするなんて…ほの暗さがあって…いいですね…

 

【16巻】日番谷冬獅郎

降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく

欺かれるを恐れるな
世界は既に欺きの上にある

 

【17巻】四楓院夜一

血のように赤く
骨のように白く
孤独のように赤く
沈黙のように白く
獣の神経のように赤く
神の心臓のように白く
溶け出す憎悪のように赤く
凍てつく傷歎のように白く
夜を食む影のように赤く
月を射抜く吐息のように
白く輝き 赤く散る 

 

【18巻】砕蜂

あなたの影は 密やかに
行くあての無い 毒針のように
私の歩みを縫いつける

あなたの光は しなやかに
給水塔を打つ 落雷のように
私の命の源を断つ

 

【19巻】黒崎一護

そう、何ものも わたしの世界を 変えられはしない 

 

【20巻】市丸ギン

美しきを愛に譬ふのは
愛の姿を知らぬ者

醜きを愛に譬ふのは
愛を知ったと驕る者

 

これも深いですよね…

市丸ギンに愛を語らせるところがまず好きです。

 

破面

【21巻】平子真子

この世のすべては
あなたを追いつめる為にある 

 

THE・不穏

 

【22巻】ウルキオラ・シファー

我等の世界に意味など無く
そこに生きる我等にも 意味など無い
無意味な我等は 世界を想う
そこに意味は無いと知ることにすら
意味など無いというのに 

 

めっちゃくちゃウルキオラらしいポエム。

このポエムを踏まえて、最後の最期にウルキオラが「心」を知ることができたことを思うと‥‥

 

【23巻】班目一角

俺たちは滝の前の魚
俺たちは籠の中の虫

俺たちは波濤の残骸
髑髏の錫杖
力の奔流 それを呑む鯨

俺たちは五本角の雄牛
俺たちは火を吹く怪物
泣き叫ぶ子供

ああ 俺たちは
月光に毒されている

 

【24巻】グリムジョー・ジャガージャック

どいつもこいつも、
ぶっ壊れちまえ 

 

THE・グリムジョー(最高) 

 

【25巻】黒崎一護(白一護)

我々は皆
生まれながらにして死んでいる
終焉は常に
始まりの前から そこに在るのだ

生きることが
何かを知り続けることならば
我々が最後に知るものこそが終焉であり
終焉をついに見出し
完全に知ることこそが
即ち死なのだ

我々は何かを知ろうとしてはならない
死を超越できぬ者は
何ものも知ろうとしてはならないのだ

 

【26巻】ルピ・アンテノール

私の胸に深く突き刺さるその声は
鳴り止まぬ歓声に似ている 

 

【27巻】井上織姫

私達
一つとして
混じりあうものはない
二つとして
同じ貌をしていない
三つ目の
瞳を持たぬばかりに
四つ目の
方角に希望はない
五つ目は
心臓の場所にある

 

【28巻】ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ

主よ、我々は
孔雀を見るような目つきで
あなたを見る

それは期待と、渇仰と
恐怖に似た底知れぬものに
縁取られているのだ

 

【29巻】チルッチ・サンダーウィッチ

ただ執拗に 飾り立てる
切り落とされると知りながら

ただ執拗に 磨き上げる
切り落とされると知りながら

恐ろしいのだ 恐ろしいのだ
切り落とされる その時が

切り落とされた その髪は
死んだあなたに 似てしまう

髪も爪も みな宝物のように
美しく飾り立てるのに
なぜ自らの体から切り離されただけで
汚く不気味なものとなってしまうのだろう
答えは簡単
それらは全て
自らの死した姿に ほかならないからだ

 

【30巻】志波海燕

その疵深し、海淵の如し
その罪赤し、死して色無し 

 

 

海燕と海淵。

海燕って作中のはじまりから既に亡くなっているので出番もあまりないんですが、少ない出番でも魅力が伝わるキャラクターでした。

なんというか、ルキアが惹かれたのもよくわかるというか。

ゆえに罪深いんですがね…。

彼が「既婚者」であることが、また‥‥

(アニメではここらへんの表現がマイルドだったため、原作がよりほの暗く感じます)

 

【31巻】ザエルアポロ・グランツ

 世界一嫌いだと言ってくれ

 

THE・ザエルアポロ

彼の変態度がこの1文に詰まっています。

 

【32巻】グリムジョー・ジャガージャック

王は駆ける

影を振り切り
鎧を鳴らし
骨を蹴散らし
血肉を啜り
軋みを上げる
心を潰し

独り踏み入る
遥か彼方へ

 

【33巻】ノイトラ・ジルガ

俺たちは虫

不揮発性の
悪意の下で
這い回る蠕虫

首をもたげる
月より高く

憐れなお前等が
見えなくなるまで

 

 

【34巻】ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク

私に翼をくれるなら
私はあなたのために飛ぼう

たとえば この 大地のすべてが
水に沈んでしまうとしても

私に剣をくれるなら
私はあなたのために立ち向かおう

たとえば この 空のすべてが
あなたを光で射抜くとしても 

 

【35巻】涅マユリ

産まれ堕ちれば、
死んだも同然 

 

シンプルですが、深い。

人は産まれたら死を避けることが出来ません。

それを「産まれ堕ちれば死んだも同然」と言い切ってしまうのがマユリイズム。

あと、「産まれ『堕』ちる」もマユリ様っぽい言い回しです。

 

【36巻】平子真子

信じるのは、まだ早い 

 表紙:平子真子

 

平子さんが表紙のときのポエムって、いつも不穏ですね。(参照21巻)

このポエムもTHE不穏。

 

【37巻】綾瀬川弓親

人を美しいとは思わないけれど
花を美しいとは思う

人の姿が花に似るのは
ただ斬り裂かれて倒れる時だ

 

弓親もなかなかやばい。

 

【38巻】檜佐木修兵

恐れることは ただひとつ
恐れを知らぬ 戦士と為ること 

 

「恐れ」を抱かず戦うことは怖いこと。

【39巻】アヨン

愆つは、人
殺すは、魔

 

【40巻】ウルキオラ・シファー

心在るが故に妬み
心在るが故に喰らい
心在るが故に奪い
心在るが故に傲り
心在るが故に惰り
心在るが故に怒り
心在るが故に
お前のすべてを欲する 

 

「心か」

 

【41巻】ヤミー・リヤルゴ

失くしたものを
奪い取る
血と肉と骨と
あとひとつ

 

【42巻】ティア・ハリベル

犠牲無き世界など ありはしない
気付かないのか
我々は
血の海に 灰を浮かべた地獄の名を
仮に世界と
呼んでいるのだ 

 

【43巻】バラガン・ルイゼンバーン

腐敗は我が友
夜は我が僕
鴉にこの身を啄ませながら
楡の館でお前を待つ 

 

【44巻】東仙

人は皆すべからく悪であり
自らを正義であると錯覚する為には
己以外の何者かを 己以上の悪であると
錯覚するより 他に無いのだ

確信した正義とは、悪である
正義が正義たり得る為には
常に自らの正義を疑い続けなければならない

 

【45巻】山本元柳斎重國

伏して生きるな、
立ちて死すべし 

 

【46巻】松本乱菊

不幸を知ることは
怖ろしくはない
怖ろしいのは
過ぎ去った幸福が
戻らぬと知ること

 

【47巻】市丸ギン

君が明日 蛇となり
人を喰らい 始めるとして
人を喰らった その口で
僕を愛すと 咆えたとして
僕は果して 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか

 

ここ…!

46巻乱菊、47巻ギンという流れが熱い。

ポエムの内容も互いのことを想起させます。

 

【48巻】藍染惣右介 

人は皆、猿のまがいもの

神は皆、人のまがいもの

 

死神代行消失篇

【49巻】黒崎一護

僕は ついてゆけるだろうか
君のいない世界のスピードに

 

こちらも有名なものですよね。

死神の力を失った一護の悲哀。

もう「ついていけるだろうか?」と自問している時点で、一護は死神の力を失い、君(ルキア)のいない世界についていけていない様子がうかがえます。

 

【50巻】銀城空吾

時は常に背後から迫り
唸りを上げて眼前に流れ去る

踏み止まれ
時がお前を 美しい過去へと押し流そうと
どれほど牙を剥こうとも

前を見るな
お前の希望は 背後に迫る
冥々たる濁流の中にしか無い

 

【51巻】毒ヶ峰リルカ

あたしの心に 指を入れないで

 

なんというか…なんかエロチックさを感じるポエムですよね。

(考えすぎ?笑)

この短文にリルカが表現されているのがすごい。 

 

【52巻】月島秀九郎

一緒に数えてくれるかい
君についた
僕の歯形を

 

これもなんか…えろさを感じる。

そもそも月島さんの能力は、人の記憶を上書きするもの。

すごく傲慢で自分勝手な能力ですよね。そこが月島さん。 

 

【53巻】雪緒・ハンス・フォラルルベルナ

僕が こんなにも若く
こんなにも未熟であるということが
老いさらばえ
完全無欠である大人達には
どうにも許し難いことのようなのだ

 

このポエム、すごい雪緒。

 

【54巻】朽木ルキア

変わらぬものは 心だと
言えるのならば それが強さ

 

ルキア→一護への想いですよね。

ルキアは一護の魂みたいなものに、出会った当初から惹かれているんだなぁと改めて感じます。

 

千年血戦篇

【55巻】ユーハバッハ

一歩踏み出す 二度と戻れぬ
三千世界の 血の海へ

 

これは見事な組み立て。

「一」「二」「三」→「血の海」

進めば進むほど「血の海」へ向かう。

最終章・千年血戦篇の始まりにぴったりのポエムです。 

 

【56巻】キルゲ・オピー

軍勢ゆきゆきて喇叭を吹く
耳鳴り止まず星屑のごとく
軍靴の轟き雷鳴のごとく

 

【57巻】朽木白哉

散りて二度とは 咲かずとも
炎のごとくに 散るぞ美し

 

【58巻】山本元柳斎重國

魂 燃え立つ
天の降るとも

 

【59巻】卯ノ花八千流

戦いこそすべて

 

剣八としての卯ノ花のすべてを端的に表していますね。

 

【60巻】黒崎真咲

罪無きあなたは 太陽のよう
罪深きあなたも 太陽のよう

 

【61巻】斬月

私が 世界には危険が満ちていると信じ
その危険からお前を護りたいと願うのは
私の中にその危険と同質の
衝動があるからに ほかならない

 

斬月→一護へのポエム。

 

【62巻】狛村左陣

己の生に
抗い続ける
己の心に
牙ある限り

 

【63巻】エス・ノト

生きることと 生かされることに
違いは無い

死ぬことと 殺されることに
違いが無いように

 

けっこう好きです、このポエム。

残酷さがキラリと光る。

 

【64巻】グレミィ・トゥミュー

美しさとは、
そこに何もないこと

 

【65巻】ジゼル・ジュエル

すきだよ
しぬほど

 

これまたジゼルちゃんを端的に表すポエム。

 

【66巻】二枚屋王悦

断ち斬るものは
命だけかい

 

【67巻】兵主部一兵衛

御先
真黒
真逆様

 

【68巻】アスキン・ナックルヴァール

毒々しくって、
眩々するだろ?

 

【69巻】バザード・ブラック

銃弾、鉤爪、軍旗、刀剣、
五本指折り
お前を待つ

 

【70巻】ユーグラム・ハッシュヴァルト

痛みは無い
その天秤から
眼を逸らせぬ事以外に

 

【71巻】涅ネム

吾子の手かわいや さまよう手
吾をもとめて 流離うて
寄らば離れる 手をとって
引きて歩もう 沙汰の果て

 

【72巻】石田雨竜

言葉に姿があったなら
暗闇に立つきみに届きはしないだろう

 

これは「言葉には姿がないからこそ 闇にとらわれた君にも届けることができる」 という逆転の詩ですよね。

詩としておもしろい。

あと、前回の雨竜表紙巻もそうでしたが、雨竜って一護のことすごい意識してますよね。

 

【73巻】阿散井恋次

牙より滴る火は消えず
刃立つ野を焼き払い
友の姿を炙り出す

 

前回恋次が表紙となった11巻のポエムとつながっています。

「牙」や「火」などに注目。

 

【74巻】 黒崎一護 & 朽木ルキア

我等は 姿無くとも
歩みは止めず

 

最終巻のポエムです。

そして、最後にして初めての二人表紙。

ポエムは1巻のものを踏襲していますね…!

最終回で1話のシーンとリンクするとかすごく好きな展開なので、このポエムの仕掛けにも胸が熱くなります。

 

まとめ

BLEACH」1巻~74巻までの単行本冒頭ポエムをまとめてみました。

コメントを書いていないポエムについては、また随時追加していきます。

 

コメント部分は個人の解釈になるので、あまり書かないほうがいいかなぁと思ったんですが‥‥書きたいところは書いてしまいました。

個人の解釈なので、ご自分の解釈を大事にしてほしいと思います。

 

今回、ポエムをまとめていて感じた点は2点

  • 短いポエムこそインパクトが強い
  • キャラクターを的確に表現したポエムが多い

つまり、久保先生のセンスの良さに改めて感服いたしました。

まず、単行本冒頭にポエムを掲載するというのがオサレ‥‥

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。