こんにちは。
ハイパーウサギです₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎
突然ですが、子どもの頃に好きだったドラマってありますか?
なにを隠そう(隠していない)私が人生で一番はじめに好きになったドラマは「踊る大捜査線」でした。
織田裕二が「都知事と同じ名前の青島です」と自己紹介することでおなじみ(?)のドラマです。
私が初めて「踊る大捜査線」を見たのは夕方の再放送でした。
本放送のときから話題だったのは子供ながらに知っていたのですが、ちゃんと見たのは再放送。
全話ビデオ(言葉通り本当にビデオ、VHSのこと…時代……)に録画して繰り返し見ていましたねぇ。
そして、署長・副署長・刑事課課長の3人トリオ(スリーアミーゴス)が主役のスピンオフギャグ作品のビデオが欲しくて、近所のCD屋さんに探しに行ったりもしましたねぇ‥‥(極懐)
「踊る大捜査線」の映画も親に連れて行ってもらって観に行ったりしました。
う〜ん、どれをとっても懐かしい。家族みんなでハマっていました。
そんな「踊る大捜査線」の映画がAmazonプライムの見放題作品にラインナップされているのを先日発見しました!
踊る大捜査線の映画は全部で6つあります。
スピンオフ作品である「交渉人 真下正義」と「容疑者 室井慎次」はAmazonプライムの見放題ではなく、レンタル作品扱いでした。
が、正規ストーリーの映画4作品は全てAmazonプライムの見放題作品にありました!
つまり、「踊る大捜査線」の映画4作品はAmazonプライム会員なら誰でも見ることができます!
これは嬉しい!
見つけてすぐに4作品全部見ちゃいました。
今回はそんな「踊る大捜査線」の映画版4作品のあらすじ、事件、管理官そして感想をまとめていこうと思います。
Amazonプライムは30日間無料でお試しできます。
もちろん、無料期間中に解約して30日間のお試しだけでもOK!
※以下「踊る大捜査線」の内容について。
ネタバレが思いっきりあります。
ネタバレに配慮していませんので、ご注意ください…!
劇場版1作目「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」
公開日:1998年10月31日
<あらすじ>
1998年11月4日 、湾岸警察署と勝どき警察署の中間の河川で水死体が発見される。司法解剖の結果水死体の胃の中から熊のぬいぐるみが発見され、事件は思わぬ方向に……。
一方、警視庁副総監が自宅前で拉致される事件が起こり、湾岸署に捜査本部が置かれるが、所轄の刑事は一切捜査をさせないという方針に、激怒する青島。だが同時に、なんと湾岸署内で窃盗事件が起こる。
<起こる主な事件>
- 水死体の胃の中からクマちゃん(ぬいぐるみ)が発見される事件
- 副総監誘拐事件
<湾岸署にくる本庁捜査一課管理官>
新城賢太郎(筧利夫)
<感想やらなんやら>
この作品、めっちゃくちゃ面白いです。
何度見たかわからないぐらい繰り返し見た作品ですが、この記事を書く前に久々に見返してみました。
覚えているシーンも山ほどあるのに、すごく新鮮で時間があっという間に過ぎました。
いくつもの事件が並行して起こっていき、息もつかせぬストーリーで面白い…!!
有名な「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」のくだりも最高に良きでした。
このセリフの内容が終盤の展開にすごく効いてくるものでちょっと感動してしまいました。
嫌味なやつかと思ってきた新城管理官の終盤のセリフ「兵隊は犠牲になってもいいのか」(電話ガシャン!!)がグッときますね。
劇場版2作目「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
2003年7月19日公開
<あらすじ>
副総監誘拐事件から5年後の2003年、3連休の初日11月22日。
湾岸署管内でスリ事件と、女性を狙った通り魔事件が発生する。
さらに管内で会社役員の他殺体が発見され、警視庁捜査第一課は湾岸署に特別捜査本部を設置する。本庁初の女性管理官=沖田仁美警視正が捜査本部長として指揮をとり、室井慎次警視正が捜査副本部長を務めることになる。
沖田警視正のサポート役、それと同時に警察庁が湾岸署管内に秘密裏に設置した監視カメラシステム「C.A.R.A.S.(Criminal Activity Recognition Advanced System)」による捜査も開始され、青島や同僚の恩田すみれがその任務に就くが、その監視網をあざ笑うかのように第2の会社役員殺人事件が起きてしまい、室井はその責任を取らされる形で、監視ルームに実質軟禁されることになる。
<起こる主な事件>
- 家族総出のスリ事件
- キバのある男に噛みつかれる通り魔事件
- 会社役員連続殺人事件
<湾岸署にくる本庁捜査一課管理官>
沖田仁美(真矢みき)
<感想やらなんやら>
「踊る~」の映画の中で一番高い興行収入を記録した作品。
興行収入173.5億円。
(最近、「鬼滅の刃」に抜かされてしまいましたが、それでも日本の歴代興行収入のトップ10に入り続けています)
こちらは超有名なセリフ「レインボーブリッジ封鎖できません!」でおなじみ。
テレビシリーズからずっと『空地署』と呼ばれ続けてきた湾岸署界隈(お台場)が見事に観光地化している様子が面白い。
今見るとお台場と言えば、当たり前の光景に思えますが、踊る大捜査線をテレビシリーズからみているとその変わりようにもなんだか感慨が深くなる。
この話では、真矢みき演じる女性管理官が出てきます。
そして、出番は少ないのですが新城さん(もう管理官ではない)がまたいい味をだしています。
いかりや長介演じる和久さんの踊るシリーズ最後の出演作です。
映画3作目「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」
2010年7月3日公開
<あらすじ>
2010年3月28日。
湾岸署は3日後の新湾岸署の開署にむけて、刑事課強行犯係の係長・警部補となった青島俊作の指揮の下、引越しの準備で騒然となっていた。
引っ越し作業の最中、管内でバスジャック事件とネットワークで管理された金庫がクラッキングでこじ開けられた銀行強盗事件が立て続けに発生。青島やすみれがそれぞれ現場に急行するが、どちらも「何も盗られていない」という妙な共通点があった。
その矢先、引っ越し業者の人材派遣登録スタッフに扮した若者達に、引っ越し中とはいえなぜか警備されていない新湾岸署の武器庫から拳銃を3丁盗まれてしまう。
翌朝、レインボーブリッジ付近で盗まれた拳銃によって射殺された遺体が発見され、青島は所轄と本庁の調整役(サーバントリーダー)の鳥飼誠一管理補佐官とコンビを組むことに。
真下の後任の交渉課課長となった小池は、被害者がプレイしていたオンラインゲームを通じて犯人に接触。
そこで犯人は、かつて青島が逮捕した犯罪者9名を解放させることを要求。それが飲めなければ盗んだ拳銃でさらなる無差別殺人を行うと宣言する。一方、警察庁では官僚達が会議室で事件の対策にあたることになるが、その中には広島県警から警察庁に異動となり警察庁長官官房審議官となっていた室井慎次がいた。
あくまでテロに屈せず、現場を信じることにこだわる室井だったが、利害のみが交差する政治の場で正義と犠牲の狭間の選択を迫られる。
一方、青島は健康診断を担当した病院の医師から胸部に腫瘍が発見された可能性があることを伝えられ、気力を失ってしまう。
後に誤診だったことが明らかになり、青島の暴走を懸念する神田署長らに黙殺されるが、和久平八郎の甥でもある新人刑事・和久伸次郎が持っていた「和久ノート」に記された教えに初心を思い出した青島は再び「死ぬ気で」事件へと立ち向かっていく。
犯人の真の目的が明らかになる中、犯人の策によって新湾岸署が封鎖され、すみれや真下ら署員達は、引っ越し業者と共に要塞となった建物の中に閉じ込められてしまう。
さらに犯人は署内に設置した毒ガスを散布すると宣告した。そして青島の「命がけの捜査」は、唯一解放された犯罪者で、事件を背後で動かしていた日向真奈美と再び一対一での対決へと展開することになる。
<起こる主な事件>
- 湾岸署から盗まれた拳銃による連続殺人事件
- (湾岸署のお引越し)
<湾岸署にくる本庁捜査一課管理官>
一倉正和(小木茂光)
<感想やらなんやら>
湾岸署の引っ越しがメインとなるお話。
前作の『レインボーブリッジ~』から7年の年月が経っています。
そのため、組織構造や青島くんの役職、強行犯係のメンバーなどが大きく変化しています。
係長をしている青島くんは新鮮。
新メンバーの中国警察からの研修生・ワンさんがなかなかの良キャラ(出番は少ないですが) 滝藤賢一さんが演じていますよ〜。
また、捜査一課の管理補佐官として小栗旬さんも初登場します。
テレビシリーズでの室井管理官から、捜査一課の管理官は良くも悪くもインパクトがありましたが、この映画での管理官は今までと比べ存在感は薄め。
管理官よりも管理補佐官という役職の小栗旬の存在感が強いです。
この小栗旬。人当たりはよく、本庁の人にはめずらしく所轄の人間にもあたりが柔らかい。一方、垣間見える闇深さ‥‥この段階ではまだまだ掴めないキャラクターです。
一連の事件の犯人(実行犯のリーダー)に驚きました。
犯人の住まいの一室である異空間的真っ白な部屋でその正体が垣間見えます。チラッと犯人の子供の頃の写真が出てくるのですが‥‥それが、テレビシリーズ1話と稲垣吾郎が出てくるスペシャル版に出てくる子供と同じ顔です。森簾くん。
これはエモかった。
あの1話やスペシャル版から10年以上の時が経っていることもまざまざと思い知らされます。あの子がこんなに大きくなったの?!って驚きました(自分のことは置いておき…)
彼があの子供だということを確定づける言及はありませんでしたが、青島くんが「きみ、どこかで…」と会ったことがあることを匂わせます。
うーん良き。
映画4作目「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
2012年9月7日公開
<あらすじ>
2012年12月21日。
長期間にわたる張り込み捜査から帰ってきた青島とすみれは、いつもと違う湾岸署の様子に困惑する。湾岸署では、管内で行われている国際環境エネルギーサミットの警備が本格的に始まり、署長となった真下が自ら統括官となり刑事課を中心に署内の業務体制の一本化がなされたのである。
刑事課の面々も交通課、鑑識課、機動隊などの他部署の業務をおこなっており、青島とすみれも真下の命令で各部署を転々とし始める。
そんな中、エネルギーサミットの会場で突如誘拐事件が発生。本庁から小池率いる交渉課も駆けつけ捜査を開始しようとしていた矢先、被害者は射殺体で発見されてしまう。
鳥飼管理官を本部長とし捜査会議が開かれるが、使用された拳銃が以前警察が押収した物であり、捜査一課の刑事による犯行であることが発覚したことからその隠蔽のため、全ての捜査情報を鳥飼に文書として報告し、所轄には極秘状態という異例の捜査体制となる。
その頃、下の階の刑事課でもある「隠蔽」がおこなわれていた。捜査本部で使うお茶と水を用意するはずが、青島の部下の王刑事の発注ミスで大量の缶ビールを仕入れてしまったのだ。公費で大量の酒類を購入したことによる上層部からの処分を恐れた青島、そして真下ら湾岸署の面々は、事態回避のため署内総出でビールの隠蔽工作を行うこととなった。
やがて捜査本部はある一人の男性に注目。本庁に累が及ばないよう、現場を知る所轄を信頼しているからと言葉巧みに湾岸署刑事課強行犯係を誘導して、この男を任意同行させ、捜査本部による自白強要によって被疑者に仕立てて事態収束を図るが、青島はそんな上層部達の不審な動きに気付いていく。
そんな中、第二の殺人事件が発生、被害者が当時交渉課課長時代の真下も関わった「6年前の誘拐殺人事件」の被告で無罪判決を受けていたことが判明する。
一方、独自に動いていた青島は鳥飼の策により、先だって捜査本部が逮捕した被疑者に対する「誤認逮捕」「自白強要」という冤罪を着せられて辞職勧告にまで追いやられ、上層部に警察手帳を奪われる。さらに室井も事件の捜査本部長の任に就いた後に、青島の責任を取る形での辞職が決定されてしまう。
そして、真下の息子が誘拐される第三の事件が発生。警察手帳を取り上げられてしまった青島だったが、誘拐事件の発生を知り室井に報告し共闘を進言。室井はこれを受け入れて、青島に捜査への参加を命令する。青島は室井からの命令を受けて人質救出・犯人逮捕に奔走。一方、捜査本部を率いる室井は、本庁・所轄問わずに集められた情報から事件の真相へと近づいていく。
<起こる主な事件>
- 連続殺人事件
- (上の事件に関して、警察上層部による隠ぺい)
- 6年前の誘拐殺人事件
<湾岸署にくる本庁捜査一課管理官>
鳥飼誠一(小栗旬)
<感想やらなんやら>
THE FINALと銘打っているだけあって「踊る大捜査線」最後の作品となっています。
今回紹介した4作品の中では一番シリアスな雰囲気が流れる作品。
私はこの作品に漂う仄暗い雰囲気が好きです。
た~だ‥‥事件解決の際、すみれさんの乗ったバスが犯人と青島くんがいる倉庫に突っ込んでくるのですが‥‥そこがちょっとイマイチかな(笑)
(アマプラのレビュー見たら、みんなそこ突っ込んでいました)
急にCGになるし、強引な感じにちょっと笑ってしまいました。
全体的には新しめのキャラクターである小栗旬や小泉孝太郎にスポットが当たります。
前作から出てきた小栗旬の闇っぽさの根幹に触れるような話です。
あと、大事な役で香取慎吾が出ています。
まとめ
踊る大捜査線の本筋の映画は全部で4つ。(スピンオフは除いて)
映画1作目:1998年公開「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」
映画2作目:2003年公開「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
映画3作目:2010年公開「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
映画4作目:2012年公開「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
すべてAmazonプライムにて視聴可能です。
個人的オススメは何と言っても1作目!
すごく面白いので、初見の方も再見の方もぜひ!